JALコーパイ乗務直前に逮捕
IHGホテル修行のネタを出し切って、ネタがないなぁと思っているところに・・・
イギリスでJALコーパイが乗務直前に拘束されたとのニュースを目にしました。
え?何で?
どうしてそんなことになるの?と思い調べてみると・・・
送迎バスの運転手さんGJ
コーパイが拘束された理由は、コーパイから検出されたアルコール値が、イギリスの法令で定められた基準値を超えていたためのようです。
乗務前のアルコールチェックは通過したものの、送迎バスの中で運転手がアルコール臭いことで発覚したようだが、そんな状況ならアルコールチェック時に相互確認したキャプテンが気付きそうなものだか・・・
故意的に見逃したのか、チェックがいい加減なのかはわかりませんが、機長が二人もいて気付かないってのはどうなんでしょうね。
送迎バスの運転手さんいい仕事しましたね。
摂取したアルコールの量
拘束されたコーパイが一体どれだけのアルコールを摂取していたのだろうと調べてみると、ワインの赤、ロゼを1本ずつ、瓶ビール3本、缶ビール2本を飲んだそうです。
まぁ、これを1人で飲んだとすると相当お酒が好きなお方のようですね。
一応は乗務開始12時間前からの飲酒は無かったようですが、そりゃこれだけ飲めばって感じがします。
JALからのお詫び
JALのホームページで以下のようなお詫びが掲載されていました。
【お詫び】運航乗務員の乗務前日の飲酒による法令違反について
2018年10月28日(現地時間)、JL44便(ロンドン・ヒースロー国際空港発、東京国際空港行)に乗務予定だった副操縦士から検出されたアルコール値が、英国の法規に定められた規準を超える疑いが生じ、当該副操縦士は現地の警察当局により拘束されました。
拘束後、あらためて検査が行われ、本日、日本時間の11月1日 午前5時過ぎに現地警察当局より通知があり、検査の結果は英国の法規に違反するものであり、現地警察当局は当該運航乗務員を起訴したことが判明しました。
なお、当該便は、社内規定に基づき当該副操縦士を除いた2名の機長による運航が可能であると判断し、ロンドン・ヒースロー国際空港を1時間9分の遅延にて出発しております。
お客さま、ご関係のみなさまに、ご不安とご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。安全に関わる法令違反という極めて重大な事例が発生したことを深刻に受け止め、このような事態を二度と発生させることのないよう、管理の徹底、および再発防止に取り組み、信頼回復に努めてまいります。
2018年11月1日
日本航空
まぁ、搭乗予定だったお客様にはとっても迷惑なお話ですね。
JALだけじゃなくANAも
JALだけではなくて数日前にはANAも同じようなことを・・・
ただANAの場合はANAウイングスがやっちゃったみたいですけどね。
こちらは逮捕、拘束ではなくて、乗務員交代で遅延発生でしたけど。
ANAのホームページで以下のお詫びが掲載されています。
【お詫び】 ANAウイングス運航乗務員に起因する出発便遅延について
10月25日、ANAウイングスの運航乗務員が、前夜の飲酒に起因する体調不良を申し出たため、別の乗務員と交代することとなり、乗務予定であった5便(※)の出発遅延を発生させました。
ご搭乗のお客様ならびに関係の皆様に、多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
ANAグループといたしましては、本事象を重く受け止め、当該社員に対して厳正に対処してまいります。
また、全役職員に対するコンプライアンスの徹底、アルコールに関する教育を一層強化するなど、再発防止に努めてまいります。
※ANA1762便(石垣発沖縄行)/ANA1721便(沖縄発宮古行)/ANA1722便(宮古発沖縄行)
ANA1725便(沖縄発宮古行)/ANA1726便(宮古発沖縄行)
2018年10月31日全日本空輸株式会社
代表取締役社長 平子 裕志
ANAウイングス株式会社
代表取締役社長 泉 弘毅
沖縄離島便で遅延が出ると後続便への影響が大きくて、全5便へ影響しちゃったんでしょうね。
これも搭乗予定のお客様にはとてもとても迷惑ですなぁ。
ANA修行僧には影響なかったのかなぁ。
パイロットに酒を飲むなとは言いませんが、多くの命を預かってお仕事されているんですから、もう少ししっかりとしていただいて、安全な空の旅を提供していただければと思います。
by ごんべぇ