行き先は修行僧、修行尼の聖地、シンガポール
巷ではプレミアムエコノミーを利用してのSFC解脱修行(ANA修行)が流行っているとの事だが、本当にプレミアムエコノミーでの修行はお得なののだろうか?
SFC修行を解脱してからめっきりと有償で航空機に乗る機会も減ってしまい、随分とお空から離れてしまっているので、今時の状況がさっぱりわからなくなってしまってます。
そこで、久しぶりに修行行程を検討してみて、比較をしてみることにしました。
修行の行き先は当然修行僧、修行尼の聖地、シンガポールで検討してみます。
エコノミーとプレミアムエコノミーの比較
さて、まずはどのタイミングで比較してみましょうか。
今からだとゴールデンウェークが終わって一段落した6月頃が料金的にも落ち着いてるかな?
と言う事で6月2日(土)から4日(月)の修行予定で比較してみる事に。
まずはエコノミークラスで東京ーシンガポール間の修行を行った場合です。
各種税金、燃油特別付加運賃等を含み往復で61,540円でした。
この料金は往復ともクラスSです。
この料金でSFC修行を行った場合、得られる片道分のPPは2,484PPです。
従って往復で4,968PPとなります。
ここで1PPあたりの単価を計算すると、12.38円となります。
次にプレミアムエコノミーで同区間のSFC修行を行った場合、各種税金、燃油特別付加運賃等を含み往復で162,580円です。
ブッキングクラスは往復ともEです。
このフライトで得られるPPは片道5,368PP、往復で10,736PPとなります。
1PPあたりの単価は15.14円、やはり1PPあたりの単価は単純に東京ーシンガポールを飛ぶとするとエコノミークラスで修行した方がコストパフォーマンスは良いという事になりますね。
エコノミークラス | プレミアムエコノミークラス | |
往復運賃 | 61,540円 | 162,580円 |
獲得PP | 4,968 | 10,736 |
1PPあたり単価 | 12.38円 | 15.14円 |
定番のOKA-SINだと
SFC修行定番の沖縄ーシンガポールで修行を行っても、沖縄ー東京間はエコノミークラス利用でも、プレミアムエコノミークラス利用でもかかる費用、獲得PPは同じなので差に変化はありません。
1PPあたりの単価が同じ割合で安くなるだけ。
なので、OKA-SINで修行してもエコノミークラス利用の方がコスパが良いことになります。
ですが・・・
実は2018年10月1日から国際線国内区間の積算率が変更になります。
今までは100%加算されていたものが、予約クラスにより30%〜100%へと変更されます。
予約クラスF、Aは150%の加算率、Y、B、Mは100%、U、H、Qは70%、V、W、Sは50%、L、Kは30%の加算率に変更されます。
エコノミーとプレミアムエコノミー比較 2018年10月1日以降搭乗の場合
と言う事で沖縄ーシンガポール、通称オカシンのエコノミークラスとプレミアムエコノミークラスでのSFC修行を比較してみましょう。
SFC修行を行うのは2018年10月6日(土)〜8日(月)を想定しての比較です。
まずはフライト料金、エコノミークラスは82,160円で予約クラスは国内区間、国際区間ともにW。
一方プレミアムエコノミークラスは173,160円で予約クラスが国内区間はY、国際線区間がE。
ここで積算率を単純に比較すると国際線区間で50%の差があり、まとめるとこんな感じ。
エコノミークラス | プレミアムエコノミークラス | |
往復運賃 | 82,160円 | 173,160円 |
獲得PP | 6,936PP | 14,672PP |
1PPあたり単価 | 11.84円 | 11.8円 |
ほとんど差がありませんね。
もう少し差が出るかと思っていたのですが。
2018年9月30日までは獲得PPが8,904PPなので1PPあたりの単価は9.22円。
やはり2018年10月1日以降の修行は単価が悪化するということですね。
今年SFC修行して解脱を目標とされる方は、9月末までに頑張って解脱しましょう。
結論として
プレミアムエコノミークラスを利用するとシートがちょっと広かったり、ラウンジが使えたりと特典があるので、金銭的に余裕がある修行僧、修行尼には良いかもしれませんね。
ただし解脱済みの修行僧、修行尼にはメリットとは言えないかもしれません。
自分のような貧乏修行僧は一回に20万弱の出費は痛いかも。
1回の出費が少ないエコノミーでしか修行できないかもしれません。
by ごんべぇ